2020年01月26日

NYのニューミュージアムとオナシス財団が提携、複合現実(MR)スタジオ提供でアーティスト支援

MR

ニューヨークにあるニューミュージアム(New Museum)のインキュベーター「NEW INC 」とオナシス財団USAは14日、複合現実(Mixed Reality、MR)で働くアーティスト、映画製作者、デザイナーのための新しいスペースを作るため、パートナーシップを締結した。The National Heraldが15日伝えた

ONX Studio(the Onassis, NEW INC eXtended Reality Studio)は、アクセラレータ、補助金付きのワークスペースおよびプレゼンテーションギャラリーで、オナシス財団USAの本社であるオリンピックタワーのオナシスギャラリーに拠点を構える。 広さは4000平方フィート(約371平方メートル)。2020年春頃にオープン予定で、公的領域向けの重要な作品を開発するため、1年間にわたって、NEW INCの卒業生やMR領域で働く人など多数のアーティストとプロデューサーに場所を提供する。また、ONX Studioは、ONXメンバーをフィーチャーした1カ月のMRギャラリーを毎年開催する。最初のショーケースは、2020/2021年冬に予定している。スタジオは2年間のパイロットプログラムとして運営される。

過去6年間、ニューミュージアムの文化的インキュベーターであるNEW INCは、AR、VR、プロジェクションマッピング、空間オーディオ、モーションキャプチャなどのデジタルツールを通じてストーリーテリングを探求してきた優秀な人材を集めてきた。 受賞歴のあるスタジオのScatter、New Reality Co、Dave&Gabe、Sensorium、Superbright、Hyphen Labsや、アーティストのステファニー・ディンキンズ氏、エリザ・マクニット氏、ジェイコブ・スティーンセン氏、レイチェル・ロッシン氏などを含むNEW INCの卒業生とメンバーは、この新興文化を定義する原動力となっている。

過去のNEW INCメンバーの業績の中で、エリザ・マクニット氏はプロデューサーのダレン・アロノフスキー氏とともに、VR体験である「SPHERES」を作成している。

Scatterは、AR、VR、MR向けのボリューメトリック録画ツール「Depthkit」をローンチしている。

ニューミュージアムのリサ・フィリップス氏は次のようにコメントしている。
「ONX Studioは、NEW INCで学んだことや経験したことの進化です。ニューヨーク市では、MRで働くアーティストのための特注スペースはほとんどありません。オナシス財団は、このギャップを埋めるというビジョンを持っています。これらのハイブリッドなデジタル、フィジカルの体験の新しい道を探るとき、彼らのコミッショニングの専門知識は非常に貴重です」

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東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。