米ニュージャージー州の2020年12月のオンラインカジノ・ポーカーグ市場は、前年同月から約2倍になり、過去最高収益を記録した。CalvinAyreが伝えた。
同州賭博執行部のニュージャージー部門が13日発表した。州のライセンスを受けたオンラインカジノとポーカーオペレーターの12月の収益は、前年同月から2倍以上増加し、計9945万ドルだった。前月の2020年11月からは765万ドル増加した。
12月のオンラインカジノ事業者が記録的なパフォーマンスを牽引し、収益は102.6%増の9643万ドルだった。一方、オンラインポーカーは前年同月比約75%増の300万ドル強となり、11月からは25%改善した。
2020年の累計では、オンラインカジノが101.7%増の9315万ドルを記録したのに対し、ポーカーは85.3%増の388万ドルを記録した。
いつものように、オンラインカジノのGolden Nuggetが12月に2940万ドルで首位に立ち、20年度の合計は3億1880万ドルだった。Nuggetの店舗型ゲームの収益は、昨年は前年比52.2%減の9500万ドルだった。アトランティックシティのカジノは、コロナウイルスの流行により、2020年の大半を完全に閉鎖するか、稼働率を下げて運営されている。
12月のポーカー市場では、シーザーズ・インタラクティブ・エンターテインメントが117万ドルでいつも通りの首位を獲得したが、12月のiGamingの総収入はわずか890万ドルに過ぎず、20年度の総収益は9480万ドルにとどまった。