カジノ

ブルームバーグによると、米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルは、シンガポールのリゾーツ・ワールドの親会社ゲンティン・シンガポールの買収や投資について、ゲンティンの所有者と協議した。

協議は合意には至らなかったが、ゲンティン買収の可能性を伝える報道により、シンガポール取引所に上場しているゲンティン・シンガポールの15日の株価は一時9.3%高と急上昇した。

MGMは今後も買収に向けて動く可能性があり、また、MGMの他にも買収を検討し調査している投資家がいるようだ。

コロナウィルスの流行で苦戦しているカジノ業界だが、ゲンティン・シンガポールは黒字を維持している。22年第1四半期では、売上高が前年同期比13%増の3億1500万SGドル、純利益は17%増の2000万SGドルだった。