マリーナベイ・サンズは、小売と飲食テナントなどゲーム以外の店舗の営業を、サンズ・リワード・ロイヤルティプログラムの会員向けに再開した。Asia Gaming Briefが19日伝えた。
現時点では、ホテル、レストラン、カジノ、エキシビションセンターなどマリーナベイ・サンズが直営する施設などはすべて閉鎖されたままとなっている。
各店舗では、身体的接触を減らす、または排除することを目的としたさまざまな方針を導入するなど、コロナウイルスのさらなる拡散を防ぐために対策を講じている。また、手指消毒器やサージカルマスクなども顧客に提供される予定だ。
政府の命令に従い、マリーナベイ・サンズと地元競合のリゾートワールド・セントーサは4月6日に全面的な閉鎖を発表。政府は今週初めに規制緩和の第2弾を発表し、小売業、スポーツ・公共施設、遊び場、ビーチ、スタジアム、スイミング・コンプレックス、スポーツホール、ジム、レストランの再開を許可した。しかし、2つのIRについては、図書館、博物館、宗教団体と並んで、まだ再開リストに載っていない。