マカオの2月の訪問者数が96%減、コロナウイルスのパンデミック影響
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2020年2月のマカオの訪問者数は、コロナウイルスのパンデミックにより渡航制限が課されたため、前年同月からおよそ96%減少し15万6394人だった。一方で、平均滞在期間は改善した。AGBなど複数のメディアが伝えた。
マカオの統計と国勢調査を担う統計暨普查局(DSEC)によると、2月の訪問者数は15万6394人だった。うち日帰り訪問者は8万1090人、宿泊者は7万5304人で、それぞれ96%、95%の減少となった。
一方で、訪問者のマカオ滞在期間の平均は、前年の1.8日から2.8日に、宿泊者の平均期間は2.1日から5.4日に増加した。総訪問者数の大半を占める中国本土からの訪問者が長期滞在したことが増加の理由だ。また、中国本土からの訪問者で宿泊する客の割合が54.9%に増加したことも奏功した。
中国本土からの訪問者は前年同月から97.2%減少し、個別訪問スキームを利用する訪問者は99.6%の減少した。ほとんどの目的地からの訪問者が90%以上の減少となった。
マカオは先週、海外からのすべての旅行者の入境を禁止した。また、マカオに戻るすべての居住者に14日間の検疫を課している。