2020年07月10日

ゲンティン・マレーシア、米カジノ企業エンパイア・リゾーツに44億円の出資

casino

ゲンティン・マレーシアは、シリーズG優先株の発行を通じて、米国のカジノ運営会社エンパイア・リゾーツに4000万ドル(約44億円)出資すると発表した。この資金は、ニューヨーク州でリゾーツ・ワールド・キャッツキルズとモンティセロ・レースウェイを運営する同社の債務負担や運転資金に充てられる。AGBなど複数のメディアが伝えた

ゲンティン・マレーシアの内部資金を介して資金調達されるこの出資は、2019年12月31日時点で5億4000万ドルのエンパイア社の未払い債務に関連した同社の借換計画の一部を形成するものだ。

昨年8月、ゲンティン・マレーシアは、会長のTan Sri Lim Kok Thay氏が管理する会社からエンパイア社の株式を購入し、その会社との合弁事業に株式を集中させることに合意した。その後、残りの株主全員にエンパイア・リゾーツを非公開化するオファーを開始している。

ゲンティン・マレーシアは、リゾーツ・ワールド・キャッツキルズは同社のリゾーツ・ワールド・カジノ・ニューヨークとのシナジー効果を活かし、19年度のゲーミング収入が48%増の2億870万ドルを記録したと20日のファイリングで述べている。「今回の出資により、エンパイアは、リゾーツ・ワールド・キャッツキルズの潜在能力を最大限に発揮するために、同施設の営業成績の強化に引き続き注力することが可能となる」という。

格付け機関であるS&P Ratingsは昨年12月、エンパイアの債務負担をサポートする必要があると予想したこともあり、親会社であるゲンティンの信用格付けを引き下げた。

シェアする
Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。