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伝説のスポーツギャンブラーであるビリー・ウォルターズ氏は、刑務所からの早期釈放が決定した。コロナウイルスの流行が影響したようだ。CalvinAyreが30日伝えた

証券詐欺、通信詐欺、共謀罪で有罪判決を受け、2017年7月に懲役5年の判決を受けたウォルターズ氏が今週中に出所する。ESPNとラスベガス・レビュー・ジャーナルの両紙は29日、ウォルターズ氏がフロリダ州ペンサコラにある連邦刑務所キャンプから5月1日か2日に釈放されると報じた。ウォルターズは、カリフォルニア州カールスバッドの自宅から残りの刑期に服することが許可されたという。

73歳のウォルターズ氏は、彼の年齢、半分以上の刑期を終えたという事実、彼の犯罪が非暴力的なものだったという事実に基づき、1月に自宅軟禁措置に移行するを申請資格を得ていたという。ペンサコラ刑務所でコロナウイルス(COVID-19)が流行しているかどうかはわかっていないが、ウォルターズ氏が高齢であり、コロナウイルスに対して脆弱な年齢層に当たるということが、自宅軟禁が許可された重要な要因であると報告されている。

ウォルターズ氏は、ネバダ州のカジノや国際的に認可されたリスク許容度の高いオンラインスポーツブックの両方で有名なギャンブラーだ。2011年にはアメリカCBSテレビのドキュメンタリー番組60ミニッツに登場している。

ウォルターズ氏は最終的にはギャンブルではなく、フォーチュン500社のディーンフーズの株をインサイダー取引したことで逮捕されている。ディーンフーズの前会長のトーマス・デイビス氏はウォルターズに100万ドル(約1億700万円)以上の借金をしており、ウォルターズは、デイビス氏から提供された情報を使って取引をすることで、3200万ドルもの収入を得て1100万ドルの損失を回避したと報じられている。