ロシアのウラジオストク近郊にあるプリモリエ・ギャンブル・ゾーンの2つ目のカジノであるシャンバラの開業により、2020年末までに500人の雇用が創出されると、極東投資誘致・輸出支援庁(ANO API)が発表した。Inside Asian Gamingが18日伝えた。
今後数カ月でシャンバラをオープンする計画を確認した同庁によると、来月には約200人がこのエンターテイメント施設で働くために採用され、合計で500人の雇用が創出されるという。ロシアの他の地域からウラジオストクで働くために150人が到着すると推定されている。
沿海地方の第一副知事であるヴェラ・シェルビナ氏は先週、シャンバラの開業により、今年の税収は約2億ルーブル(約2億8700万円)に倍増し、2025年までには25億ルーブルにまで上昇すると予想していると述べた。
シャンバラは、2015年のTigre de Cristalに続く、この地域で2番目の大規模カジノの開業となり、ナガコープとダイヤモンド・フォーチュンも現在進行中の開発に携わっている。
シャンバラは2つのフェーズに分けてオープンする予定で、第1フェーズではカジノを中心に展開する。第2フェーズは約4万2000平方メートルの面積をカバーし、「エンターテインメント部門とホテルの複合施設」を含み、完成までに約3年を要するという。