ハードロック・インターナショナルがスペインで開業予定のカジノプロジェクト、バルセロナ・ワールドの開発が、さらに遅れそうだ。カタルーニャ州のスペイン農業食料環境計画によって、同カジノが環境への配慮が不十分と指摘されたからだ。GAMBLING NEWSが伝えた。
報告書によると、このプロジェクトは「環境補償」に言及しておらず、また「生態学的連結性」部門も欠落している。この2つの要件は、環境への影響を可能な限り小さくすることを保証するために重要という。
現在、スペイン農業食料環境計画は、このプロジェクトの都市基本計画(UMP)がすべての環境要件を満たしていないとし、潜在的な危険性があると主張している。この報告書の結果は、プロジェクトの推進に最終的な反対を示している訳ではないが、環境への影響に関して、まだ保留されているすべての変更を強調するものだ。
2022年初頭に開業予定だったカジノが、さらに数年間延期される可能性がある。