カジノ大手SJMホールディングスは10日、マカオのコタイ地区で所有しているグランドリスボアパレスに、外国人向けのゲームゾーンを正式にオープンしたと発表した。SJMが外国人専用のゾーンを設置したのは今回が初めて。World Casino Newsが伝えた。
マカオのカジノ規制機関DICJから3月末に承認を得て、カジノグランドリスボアパレスに外国人ゲームゾーンを設けた。このゾーンは、コタイリゾート内のアルティメット・ゲーミングパートである「ドラゴンパビヨン」内にある。
マカオ市場のカジノで外国人専用ギャンブルゾーンを開設しているのは、SJMのほか、Galaxy Macau、Venetian Macao、Studio City、City of Dreams、MGM Cotai、MGM Macauがいる。
マカオでは、カジノ事業者のカジノ総ゲーム収入(GGR)に対する税率は40%だが、外国プレイヤーから発生したGGRの場合、最大5%ポイント引き下げられる。