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マカオのジャンケット運営会社ゴールデン・グループは、ホテル・リスボアにある3つのVIPクラブを7月末で閉鎖すると発表した。Asia Inside Gamingが9日伝えた。

香港拠点のメディアグループAllinのレポートによると、3つのVIPクラブ(ゴールデンホール、ゴールデンクラブ、グランドホール)は7月30日まで営業し、7月31日に閉鎖する。報告書には、ゴールデン・グループのホテル・リスボアのジャンケットルームの従業員の大半がグランド・リスボアの部屋に「移行」される一方で、一部の高齢の従業員は余剰人員になると付け加えている。

SJMホールディングスの長年のパートナーであるゴールデン・グループは、マカオで合計8つのVIPクラブを運営しており、その全てがSJMのグランド・リスボアとホテル・リスボアにある。ホテル・リスボアの3つのVIPクラブの閉鎖により、グランド・リスボアでは9階、10階、36階、38階、39階にそれぞれ1つずつ、計5つのVIPクラブが運営されることになる。

ゴールデングループは今週初めに顧客に通知を送り、マカオのジャンケット業界で競争力を維持するために会社を縮小する必要があることを明らかにし、これまでのサポートに感謝の意を表している。

VIPオペレーターはコロナウイルスの影響を大きく受けており、投資銀行モルガン・スタンレーは今週初め、2020年6月30日までの3カ月間にマカオ全体のVIP収入が97%激減したと見積もっている。