第一次世界大戦時代の複葉機を操縦して戦闘ミッションをこなす本格的なVRゲーム『Warplanes:WW1ファイターズ』が、Oculus Questヘッドセット用の代替アプリストアのSideQuestに登場した。UPLOAD VRが伝えた。
開発はポーランドのスタジオ、Home Net Gamesが担当しており、モバイルゲームで成功を収めた経験をVRに活かした。これは本物のゲームであり、サイドプロジェクトや技術デモではない。Itch.ioで9.99ドルで購入すると、無料デモに加えてフルキャンペーンがある。
このタイトルは初期開発が終わりに近づいており、正式リリース前にはメジャーアップデートが予定されている。無料デモでは2つのミッションをプレイし、6機のドイツ軍機にアクセスすることができる。しかし、購入すると、Central Powersのフルキャンペーンにアクセス可能だ。次のバージョンでは、トリプル・エンテントのキャンペーンとAirco DH.2、Breguet 14、S.E.5の3機の機体が追加される予定。
SteamVR上のゲームVTOLのように、これはVR用に作られている。タッチコントローラーを使ってコックピットコントロールを直接操作する。ほとんどの場合、片手でヨークに、もう片方の手でスロットルを操作する。親指で操作するのに比べて、信じられないほど没入感がある。
シミュレータというよりはアーケードシューティングゲームだが、設定にはリアルなフライトモデルモードが用意されている。
敵の戦闘機、爆撃機、弾幕気球、さらには船とも対決する。近距離でのドッグファイトや、手投げ爆弾を使用するなど、時代に即した本格的な戦いが繰り広げられる。
グラフィックは、今までのQuestネイティブのフライトタイトルの中で最高クラスのものだ。コックピットの詳細な高解像度テクスチャや、大気圏の照明も同様に印象的だ。