2021年07月23日

タイのプラユット首相、ギャンブル合法化の議論に前向き

タイ

タイのプラユット・チャンオチャ首相が、違法賭博場の増加を抑制するため、ギャンブルの合法化についての議論を前向きに検討している。タイはアジアの次の新興カジノハブになる可能性がある。Inside Asian Gamingが伝えた

バンコクポストの報道によると、プラユット首相はギャンブルを合法化することの是非についての公開討論会を開催することに前向きであると言われている。特に、タイの最近のコロナウイルスの発生は、違法なギャンブル場に起因するところが大きいと首相は懸念しており、コロナ状況管理センター(CCSA)のスポークスマンであるTaweesilp Visanuyothin氏は15日、プラユット首相がこの考えを議論する準備ができていることを確認した。プラユット首相はCCSAの会長だ。

タイでのカジノ開発の問題は新しいものではなく、最近では、2016年に70年間タイの王位に就いていたプミポン・アドゥンヤデージ国王が亡くなった後に提起された。ラスベガス・サンズ1年前、機会があればタイの主要都市、できればバンコクにカジノリゾートを開発することに興味を示していた。サンズは、人口の多い都市でメガIRを開発することで知られている。

タイは、インドネシア、ブルネイと並んで合法的なカジノが存在しないASEANの3カ国のうちの1つだが、タイの成人人口の半分以上が違法な手段でギャンブルをしていると推定されている。タイは約7000万人の人口を擁し、世界で20番目に人口の多い国だ。

カジノがタイで合法化された場合、タイとの国境にあるカンボジアとラオスの不動産の収益性に深刻な影響を与える可能性がある。これらの地域はタイからの交通に大きく依存しており、これにはカンボジアのポイペトにあるカジノと、ラオスの3つのカジノ(サワンナケートのサバンレジェンド、ビエンチャン近くのダンサバン、タイ、ラオス、ミャンマーの国境近くのゴールデントライアングルにあるキングスローマン)が含まれる。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。