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2月27日にOculus Quest対応になったVR卓球ゲーム「Eleven: Table Tennis VR」の同デバイスでの販売件数が、2万4000件に達したことが明らかになった。UPLOAD VRが9日伝えた

この販売ペースは、Oculus StoreでのRift向けの生涯販売数(2017年12月に同ストアでリリース)を、Questが発売1周年を迎える5月を前に上回る可能性が非常に高いことを意味している。このゲームはSteamでは2016年6月にリリースされ、同ストアでは5万本以上が販売された。

「Eleven: Table Tennis VR」の開発者は3月、オールインワンヘッドセットのOculus Questでの売上が、他のVRプラットフォームよりも多いことを明らかにしている。
今回の売上ペースに関するアップデートは、本作にリプレイ機能、観戦モードといった新機能や、物理学的な修正の追加を計画していることを踏まえて発表された。本作はすべてのヘッドセットでクロスプレイが可能だ。しかし、現時点でSteamやOculus Store Riftアプリを使って誰かとQuestで対戦するには、PCのベータ版でのみアクセスで可能となっている。開発者はPSVRでも利用できるようにする意向があるという。Oculus Store版の「Eleven」にはRift版とのクロスバイが含まれているため、Oculus Storeからどちらかのヘッドセット用に購入すると、両方のヘッドセット用に購入することができる。

「Eleven: Table Tennis VR」はFor Fun Labsによって開発された。前例のない時期に数万人の新規プレイヤーの流入があり、これをサポートするために、バグを修正したり、新機能を追加したりしている。「Eleven: Table Tennis VR」のファンは、Oculus Touchコントローラー用の3Dプリントホルダーを設計することで、ゲームを次のレベルに引き上げた。クレードルにコントローラーを固定することで、実際の卓球用パドルの重量やグリップ感を再現することができる。For Fun LabsはQuestのリリース後まもなく、プレイヤーがプリントされたアクセサリーをより簡単に使用できるようにゲームをアップデートしている。