ホラー要素を含んだファーストパーソンシューティングゲーム『Doom 3』が、Oculus Questに非公式MODで登場した。Road to VRが伝えた。
id Softwareのアイコニックな一人称視点シューティングゲームDoom 3はVR向けではなかったが、完璧なモッダーのTeam Beefのおかげで、ついにOculus Quest でプレイできるようになった。Touchコントロールも完備されている。
サイモン・ブラウン氏(別名「Dr. Beef」)は今週、SideQuestでこのMODを公開した。このMODでは、ゲームのオリジナルファイルを、新たに再編成されたVR対応ゲームエンジンに移植することが可能。
このプロジェクトにはオリジナルの著作権で保護されたアセットは含まれていないため、QuestやQuest2でプレイしたい場合は『Doom 3』を合法的に所有する必要がある。 当記事執筆時点では、オリジナルの『Doom 3』のみが動作している(『Doom BFG』は動作していない)。Steamで5ドルで販売されている。
MOD自体は無料だが、チームはPayPalを介して寄付を受け付けている。Team Beefによると、マルチプレイヤーはまだ利用できないが、将来的に提供する可能性もあるという。
このチームがSideQuestにReturn to Castle Wolfenstein、Quake、Quake 2、Doom、Half-Lifeにもたらしたことを考えると、これ以上に有能なグループは考えにくいだろう。