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新型コロナウイルスが旧正月中のカジノを直撃、訪問者数は前年比50%減に。ダイスはゲーム・VR・AR・仮想通貨・トレーディング・カジノ・IRなど私たちの生活にも広がり始めている仮想空間・仮想現実に関する最新ニュースを提供致します。

新型コロナウイルスの蔓延防止措置の影響でマカオへの訪問者数が激減している。マカオ政府観光局の発表によると、旧正月(1月24日~30日)の最初の2日間にあたる24日と25日のマカオへの訪問者数は合計で11万2936人で、前年同期の22万6083人から49.9%減少した。旧正月の初日に訪問したのは5万5098人、2日目は5万7838人で、それぞれ34.6% 、59.0%減少した。また、特に特に中国本土からの訪問客の落ち込みが大きく、2日間の訪問者数は同55%減の6万6102人となっている。IAGが27日伝えた

NHKによると、マカオ当局は26日、27日から湖北省からマカオへの入境を制限する措置を決定した。また、14日以内に湖北省に滞在したことのある人はマカオにあるカジノへの出入りを制限するとしている。これはマカオのゲーミングオペレーターにとってはさらなる打撃となる。

マカオでは6人目の新型コロナウイルス感染者が確認された。感染者には、コタイにあるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に滞在または訪問したと報告されている3人が含まれる。サンズコタイセントラル(SCC)やギャラクシーマカオ滞在し、シェラトン、ザベネチアンマカオに訪問したという。3人全員が現在病院で治療を受けている。

それらの報告に応えて、シェラトンは26日に次のような声明を発表した。「プライバシーの問題として、私たちのホテルに滞在したゲストに関する詳細についてはコメントしておりません。私たちは当局との緊密な協力関係を続けています。お客様の健康は私たちにとって最も重要です。公衆衛生問題に対処するための既存の手続きを強化しております。旅行者とゲストには、地元当局が提供するガイダンスに細心の注意を払うことをお勧めしております」

マカオのカジノの一時閉鎖措置はまだ取られていないが、そのような対策も視野に入っていると推測されており、シティ・オブ・ドリームスのクラブ「Cubic」や、ザベネチアンマカオのポーカー・キング・クラブ(PKC)は施設を一時閉鎖した。PKCは「現在は消毒のため閉鎖しており、再開時は追って通知いたします」と述べている。

バーンスタインのアナリストは新型コロナウイルスのカジノへの影響について次にように述べた。
「一部の旧正月のカジノやジャンケットのパーティー、イベントがキャンセルされる可能性があるでしょう。そうなれば、旧正月の期間が予想よりもソフトなビジネスになる可能性が高いことを示しています。この段階では、休暇期間中のホテル予約について重大なキャンセルについてはまだ聞いていませんが、実際にはキャンセルはなされるでしょう」