Caesars Entertainmentは、ニューヨークのタイムズスクエアでのカジノ入札で、ラッパーのJay-Zが設立したエンターテイメント代理店のRoc Nationと提携すると発表した。AGBが伝えた。
シーザーズは、Roc Nationがタイムズスクエアの1515 Broadwayにある最先端のゲーム施設に関し、SL GreenとCaesars Entertainmentとともに、エンターテイメントパートナーになったと伝えた。
Caesars EntertainmentのCEO Tom Reegは、Roc Nationとの提携に関して次のように述べた。
「我々の共有するビジョンによって、今日のタイムズスクエア体験を補完し、向上させるために特別に設計された世界クラスのデスティネーションを構築し、この先何年にもわたって訪問者を魅了、創造性の拠点であり続けるようにして行きます」
また、この新しいプロジェクトは、ニューヨーク市と州に何十億もの税収をもたらし、地域企業との提携を通じて、ニューヨークの経済回復を加速させると強調した。
ラッパーのJay-Zは、「SL GreenとCaesarsとのパートナーシップ、この連合は、コミュニティとエンパイア・ステートを訪れるすべての人々のために、経済機会、成長、豊かさを約束するものだ」と述べた。
シーザーズは10月にタイムズスクエアでのカジノ計画を発表し、現在ニューヨーク州北部にある3つのライセンスのうちの1つに申請書を提出していた。
少なくとも5つのグループがライセンス獲得に乗り出しているようだが、詳細は1月6日に予定されているニューヨーク州ゲーミング委員会で明らかになるようだ。
報道によると、SL Greenはタイムズスクエアの劇場スペースを改修してブティックカジノを選ぶと伝えられており、ラスベガス型のカジノは計画していないという。しかし、この計画に対しては、犯罪増加やブロードウェイの現状に合わないという主張があり、反対運動が起きている。