2020年09月21日

豪スロット大手アリストクラット、従業員1000人を一時解雇、コロナでコスト削減

オーストラリアのスロットマシン大手アリストクラット・レジャーは27日、コロナウイルス(COVID-19)によるコスト削減のため、約4000人の全従業員のうち、オンサイトの販売・サービス・製造部門を中心に約1000人を一時解雇し、さらに 、恒久的に約200人の雇用を削減すると発表した。AGBIAGが28日伝えた。
人員削減に加え、9月までは約1500人のスタッフの基本給の10%〜20%、役員は報酬の20%、アリストクラットのCEO兼マネージング・ディレクターであるトレバー・クロッカー氏は基本給の30%をそれぞれ削減されるという。

同社は声明で次のように述べた。
「2020年3月中旬以降、世界中のアリストクラット社のほぼ全てのランドベースの顧客が営業を停止しています。不確実性が高いものの、現段階では、消費者の信頼感の向上や、社会的な距離感や移動手段の制限が時間の経過とともに良くなっていることに伴い、ゲームフロアを徐々に拡大していくことで、会場の再開は段階的に行われるとアリストクラットは予想しています」

しかし、同社は最近、「グループ全体の収益の約40%をデジタルビジネスから得ている」と指摘している。「この事業はここ数カ月間好調に推移しており、ポートフォリオのほとんどの部分で予約数の増加とプレイヤーのエンゲージメントが明らかになっています」と述べている。

トレバー・クロッカー氏は次のように話した。
「私たちは、必要なコスト削減策が社員に与える影響を非常に敏感に受け止めており、この困難な時期を『人を第一に考える』アプローチと一致した形で社員をサポートするために努力していきたいと考えています。今回の変更は、アリストクラットの献身的で才能ある人材の機会を長期的に最大化するのに役立つものと確信しています。この間、ゲームコンテンツの開発と配信を継続することの重要性を認識し、可能な限り早期にオンサイト事業の勢いを回復させるために、できる限りの努力を続けてまいります」

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。