ホームカジノ・IRニュース比オカダマニラ、22年3Qのゲーム収益は128%増、マスゲーム好調

比オカダマニラ、22年3Qのゲーム収益は128%増、マスゲーム好調

フィリピンのカジノ施設オカダマニラを所有するUniversal Entertainment Corpは、同施設の第3四半期(7 〜9⽉)のゲーム収益が前年同月比128%増の95億1000万PHP(約471億円)だったと発表した。AGBが伝えた。

ユニバーサルの子会社でオカダマニラ運営のタイガーリゾートレジャー&エンターテイメント(TRLEI)が発表した業績では、ゲーム機からの収益が前年比178%増の30億6000万PHP、マステーブルゲームからの収益は200%増の24億9000万PHPだった。VIPプレイの売上は、前年同期比78.2%増の39億6000万フィリピンペソだ。

調整後セグメントEBITDAは451%増の24億4000万PHP。その他の収益は前年比719%増の7億6200万PHPであり、グループ全体の収益は前年比141%増の102億8000万PHPとなっている。

オカダマニラを巡っては、創業者の岡田和生氏の代理人が5月31日から9月2日までの3カ月間、カジノ施設を3カ月間占拠したことによる財務上の影響を計算するため、第3四半期の決算発表を延期していた。カジノは裁判所の判決により、9月5日にTRLEIに返還された。

ユニバーサルはすでに、不法占拠による損失1億2000万PHP、支払い2000万PHPを計上し、不法占拠に伴う特別損失は16億PHPを見込んでいると発表している。

ユニバーサル社は、占拠期間中にTRLEIの役員、命令に従わない従業員は解雇され、契約書などのTRLEIの書類、一部の現物資産が別の場所に持ち出されたこと、デジタルデータが変更された疑いなどを指摘した。

この買収未遂事件を受けて、岡田和生氏は10月にフィリピン警察に強制捜査の容疑で逮捕された。

 

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