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豪カジノStarのライセンス停止に猶予、雇用維持で

豪カジノ運営Star Entertainment社の違法行為やガバナンス問題が報告されたことにより、罰金や90日間のカジノライセンス停止などの制裁が伝えられていたが、規制当局はライセンス停止を来年末まで延期する猶予を与えると発表した。Starはそれまでに当局が求めるガバナンス水準をクリアする必要がある。ABCが伝えた

豪クイーンズランド州司法長官Shannon Fentiman氏は2カ月前、Star Entertainment社がカジノライセンスを保持するには不適当であると判断し、1億ドルの罰金、90日間のライセンス停止、その後は一定期間は外部の監視役の下で運営するなどの制裁を発表していた。

ライセンス停止の罰則に猶予期間を与えた理由について「これらの処分は、何千人ものクイーンズランド州民が雇用を維持できるようにすることと、スターカジノで起きたことはまったく容認できないという強いメッセージを送ることのバランスを取ることを目的としています」と述べた。

Starは2つのカジノを所有している。シドニーにあるStarのカジノライセンスのマネージャーとしてNSW独立カジノ委員会から任命されたNicholas Weeks氏が、クイーンズランド州のカジノも監視することが決定した。

同氏は、Starが一つの会社であることを考えると、兼務するのは理にかなっていると話した。

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