リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends、LoL)の開発元であるRiot Gamesは、PC・モバイル向けオートバトルゲーム「チームファイト タクティクス(TeamFight Tactics、TFT)の初の国際大会「チームファイト タクティクス:ギャラクシー チャンピオンシップ」を開催すると発表した。THE ESPORTS OBSERVERが伝えた。
この大会には全世界から16人のプレイヤーが集い、賞金総額は20万ドル(約2200万円)を争う。出場者は8つの地域予選(日本、北アメリカ、中国、ヨーロッパ、ブラジル、韓国、ラテンアメリカ、トルコ)から選出される。チャンピオンシップのフォーマットや採点システム、開催日時はまだ明らかになっていない。
Riot Gamesのグローバル・eスポーツ担当ディレクターであるWhalen Rozelle氏は、次のように語っている。
「チームファイト タクティクス:ギャラクシー チャンピオンシップを通じて、TFTを極めるために時間を費やした全てのプレイヤーがその成果を発揮する機会、そしてランキングの頂点を目指す以上の目標となる機会を用意したいと考えています。そのために、公正なチャンピオンシップ参加方法を設けることにしました。この大会にはゲーム内のランキングとオンライントーナメントを通じて、世界中のプレイヤーが参加可能です」
「ギャラクシー チャンピオンシップと各地域で行われるFinalsでは初の試みとして、大規模な大会にふさわしい高いスキルを持ったプレイヤーが選出されるよう、能力ベースの予選システムが採用されます」
イベントに参加する各地域の予選スポット数は、ゲームが最も人気のある地域やプレイヤーのレベルが最も高い地域に基づいて配分される。
Riot Gamesはこれまでに、2019年の「Elements Invitational」、「リーグ・オブ・レジェンド All-Star Event 2019」、今年3月に開かれた「Galaxies Showcase」の3回の招待制TFT大会を開催している。
Riot Gamesは2019年半ば、ファンが作ったDota 2のゲームモード 「Dota オートチェク」の人気で知られるようになったオートバトラーのジャンルにいち早く着手し、TFTをローンチした。先月にはモバイル版TFTがリリースされ、PCとモバイルでプレイヤー層を共有する数少ないeスポーツタイトルとして「ハースストーン」と肩を並べることになった。Riot Gamesによると、このゲームのプレイヤー数は全世界で8000万人に達している。