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ニューヨーク州オレンジ郡の商業施設ニューバーグ・モールで、カジノスペース「リゾート・ワールド・ハドソン・バレー」が28日に開店する。Time Helardo Recordが伝えた

リゾート・ワールド・ニューヨークの副社長Meghan Taylor氏によると、カジノは1200台以上のスロットマシンと電子テーブルゲーム、スポーツベッティングバーを備え、広さは5万平方フィート。12月28日に一般公開される。

近年、ニューバーグ・モールは新しいテナントの誘致に苦戦している。最近ではシアーズが撤退し、モールの中心的な店舗の一つを失った。ショッピングモールはナイトライフやエンターテインメントのホットスポットと考えられていないが、Taylor氏はRoute 300のカジノが、苦境にあるモールやニューバーグ市街地に新しいエネルギーと興奮をもたらすことを期待していると語った。

「ギャンブルをしなくても、仕事帰りに友人と一杯やって、車に乗って帰る前にちょっとリラックスできるような、そんなエンターテインメントを提供したかったんです。私たちは、人々がリラックスして友人との時間を楽しむための選択肢となるような、ほとんど「Cheers」のような環境を作りたかったのです。」
「このモールの人通りは、これまでよりも大幅に増えるでしょうし、モールのオーナーにとっても、新しいテナントを誘致するチャンスになると思います」

Taylor氏によると、リゾート・ワールドは約250人のフルタイム従業員を雇用し、その大半はニューバーグとハドソンバレーの地元従業員になるという。これらの従業員の平均年間賃金は、福利厚生を含めて7万2000ドルを予定しており、このカジノは、ニューバーグに数百万ドルの税金を収めることになるという。

リゾート・ワールド・ハドソン・バレーは、ラスベガス、バハマ、マレーシア、シンガポール、フィリピン、英国にカジノやリゾートを所有するゲンティン・グループによって運営されている。ニューヨークには、リゾート・ワールド・ハドソン・バレーのほかに、モンティセロとクイーンズに店舗がある。