ポーランドの競争・消費者保護局(UOKiK)は、『サイバーパンク2077』のコンソール版リリースの悲惨な状況を巡ってCD Projekt Redに調査を開始した。PC GAMERが伝えた。
UOKiKの広報担当者は次のように語った。。
「我々は事業者にゲームの問題点と、事業者が取った行動について説明を求めています。メーカーがどのように修正を導入したり、異なるコンソールでゲームがプレイできないような困難を解決するために取り組んでいるのかを確認するだけでなく、メーカーが以前から保証していたにも関わらず、自分の機器でゲームがプレイできないことが原因で購入に不満を持っている人々に対してどのように対応するつもりなのかを確認しています。」
UOKiKは、ソニーがPlayStationストアからゲームを削除するほどのボロボロの状態で発売されたサイバーパンクのPS4版とXbox One版に大きな関心を寄せているようだ。また、米国の法律事務所は、CD Projekt Red共同CEOのアダム・カチンスキー氏が、発売前の数週間に現行機では「驚くほどよく動いた」と主張していたことを引用しつつ集団訴訟を起こしている。
PC版の方はかなり良い成績を収めたが、それでも(しばしばおかしな)バグに見舞われた。また、すべてのバージョンでは、発売時に発作を誘発する可能性のある効果があったため、後日のパッチで改善されるまで、一部の人にとっては効果的にゲームをプレイできない状態になっていた。
もしUOKiKがCD Projektがこれらのコンソール版を十分に遊べるようにするために必要な措置をとっていないと判断した場合、規制当局はスタジオに年間売り上げの10%までの罰金を科す権限を持っている。