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フェイスブックとインスタグラムユーザーのフィードには、今年7月からプレイステーションの公式コンテンツが一切表示されなくなる。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、これらのプラットフォーム上でのソーシャルメディア活動をすべて停止することを明らかにした。これは最近行われた#StopHateForProfitキャンペーンを支持するもので、フェイスブックにヘイトグループやプラットフォーム上の不快なコンテンツを排除するよう、マーケティング担当者に圧力をかけることを促している。Venture Beatが2日伝えた

SIEは声明でこの決定について次のように説明した。

「STOPHateForProfitキャンペーンを支援するため、広告や無課金コンテンツを含むフェイスブックとインスタグラムの活動を7月末までグローバルに停止しています。私たちは善のために一緒に働く(そして一緒に遊ぶ)ために立ち上がります。」

このキャンペーンは、フェイスブックがマイノリティのグループをターゲットにした悪徳行為者にプラットフォームを提供していることに責任があると主張する。議論は、フェイスブックがこれらのグループの活動や成長を許す傾向があり、それがフェイスブックの収益に繋がっているというものだ。プラットフォーム上で広告を出している企業にとって、憎悪に満ちたコンテンツの隣に広告が表示されることは、彼らの収益に悪影響を及ぼす。コカコーラ、ホンダ、スターバックスのような企業も、フェイスブックにこのような状況を防止するよう要求している。

SIEは、マイクロソフトの抗議に加わった形だ。Xbox社は、6月下旬にフェイスブックとインスタグラムの支出を保留にしたと報じられている。

もちろん、マイクロソフトはまだフェイスブックの1.3%の株式を所有している。そして両社は最近、フェイスブック・ゲーミングのライブストリーミング動画プラットフォームが、現在は閉鎖されているマイクロソフトのMixer事業を引き継ぐために提携した。

STOPHateForProfitは、フェイスブックの痛いところを突く一方で、マーク・ザッカーバーグCEOは、この変化に抵抗している。ザッカーバーグ氏は今週初めに、広告主は「すぐに戻ってくるだろう 」とスタッフに話したと報じられている。また、マイクロソフトとソニーがこのホリデーに次世代機の販売を予定していることから、ザッカーバーグの言うことはおそらく正しいと思われる。