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フィリピンのゲーミング総収益、2023年第1四半期は1673億円

フィリピンのゲーミング業界の2023年の第1四半期のゲーミング総収益(GGR)は、689億ペソ(約1673億円)だった。World Casino Newsが伝えた

フィリピンのゲーミング規制当局PAGCORが発表した。マニラエンタテインメントシティ、クラークフリーポートゾーン、PAGCORの各施設の統合型リゾートが生み出したゲーミング収益の合計は、2023年第1四半期に689億パタカだった。
国内のライセンスを持つカジノ運営企業で、PAGCOR管理下以外の7社は、7四半期連続での増収を記録した。

マニラのエンターテイメントシティやクラークフリーポートゾーンにある統合型リゾートのカジノ企業7社は、2023年第1四半期のゲーミング総収益(GGR)は前年同期比80%増の542億ペソ、前四半期と比べると5.7%の増加だった。これらの数字にはPAGCORが所有する施設は含まれていない。

マニラ中心部にあるエンターテイメントシティには、「シティ・オブ・ドリームズ・マニラ」、「ニューポート・ワールド・リゾーツ」、「オカダ・マニラ」、「ソレア・リゾート」が所在している。これらの施設は3月31日に終了した四半期で542億ペソ(約1102億円)のゲーミング総収益を生み出し、前年同期比69%の成長を示した。

同様に、クラークフリーポートのカジノコンプレックスも前年同期比で収益を175%増加させ、82億9000ドルに達した。フィエスタリゾートだけでも4億2160万ペソの収益をあげている。

PAGCOR管理下のカジノは第1四半期に51億3000万ペソのGGRを生み出し、これは前年同期の26億2000万ペソのほぼ2倍だ。

パンデミックによる制限が緩和され、海外観光客が許可されるようになった2021年以降、フィリピンのゲーミング産業は拡大を続けている。

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