フィリピンのカジノ運営・開発会社ブルームベリーリゾーツの2023年の純利益は、前年比でおよそ倍増の100億5000万ペソに上昇するとの予測をメイバンクIBGリサーチが発表した。GGR Asiaが伝えた。
同研究機関は、純利益が2022年の514億ペソから100億5000万ペソに上昇すると見込んでいる。2022年はまだ新型コロナウイルスの制限によりフィリピンのカジノ市場が影響を受けていた。
フィリピン上場のブルームベリーは水曜日に、2023年第2四半期の株主への純利益が343億ペソ以下で、前3か月比で15.1%増加したと発表した。前年同期比では、この数字は89.5%増加している。
グループ全体の連結収益は前年同期比で25.1%増の約1254億ペソに上昇した。しかし、今年第1四半期からは2.3%減少している。
ブルームベリーは、フィリピン首都マニラのエンターテイメントシティにあるソレアリゾート&カジノと、韓国の観光地ジェジュ島にある外国人専用カジノを併設したホテル、ジェジュサンを運営している。
また、ブルームベリーはメトロマニラ郊外のケソン市にゲームとレジャーの複合施設「ソレアリゾートノース」を開発中だ。別のアナリストのコメントによると、マネージメントの話によれば、来年第2四半期にオープンする見込みだという。