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フィリピンのゲーミング規制機関であるPAGCORは、2022年通年のゲーミング事業の収益が、前年比68.7%増の551億ペソ(約1300億円)だったと明らかにした。カジノを含む商業施設 Entertainment Cityが、COVID-19規制を1年かけて徐々に緩和してきたことが奏功した。World Casino Newsが伝えた。

2022年通年のゲーミング収入は、前年の326億ペソから大幅に増加した。
第4四半期のゲーム収益は第3四半期より9.3%上昇し、159億ペソだった。

ノンゲーミングとその他のサービス利益を合わせた22年の総収入は590億ペソ、税金と基本負担金を差し引いた純利益が44億5000万ペソだった。前年から回復しているものの、パンデミックが正式に始まる前の2019年の純利益90億1000万ペソと比較すると半分以下のままだ。

フィリピンは2022年2月に国境を完全開放した。3月に定員規制が徐々に緩和され、4月にはすべてのロックダウンが終了し、11月初旬にマスクの着用義務が解除された。

フィリピン観光省(DOT)は最近、2023年に500万人近い外国人観光客を誘致し、昨年の260万人の観光客から倍増を目指すと発表している。