2020年12月05日

ナガコープ、カンボジアのアンコールワット近くに3億5千ドルの非カジノリゾート建設へ

プノンペンのカジノ含む統合型リゾート(IR)ナガワールドの所有者のナガコープは、シェムリアップに3億5000万米ドル(約365億8000万円)のノンゲームリゾート『アンコール・レイク・オブ・ワンダー』を開発する計画を明らかにした。ナガワールドとユネスコの世界遺産であるアンコールワットを「カンボジアの双子の観光アイコン」として宣伝するのが目的。Inside Asian Gamingが伝えた。

この野心的な計画は、カンボジア政府が、アンコールワットを囲む外側の制限区域から南へわずか500メートルのところに位置する75ヘクタールの土地の50年間のリースを、同社の100%子会社であるナガグループ・グローバル・リミテッドに与えたことで可能になった。12世紀に建てられたアンコールワットは、カンボジアで最も有名な観光スポットであり、世界最大の宗教遺跡でもある。

ナガコープのこの新しいリゾート開発は、ナガワールドのナガ3が35億ドルの拡張を終え、開業する前の2025年までには完成する予定。ハイエンドホテル、水上テーマパーク、屋内ハイテクテーマパーク、運河、水上クルーズのアトラクション、MICE施設などが組み込まれる。また、ストリートフード、パブ、音楽、ショッピングなどを提供するシェムリアップチャイナタウンと呼ばれるエンターテイメント地区が設けられる。

ナガコープは、シェムリアップとプノンペンを空、川、道路で結ぶ新しい旅行戦略を実施することにより、ナガワールドへのアクセスを促進し、さらなるプロモーションを提供しながら、シェムリアップへの訪問者数を増加させることを目的としている。

ナガコープは次のように語った。
「ナガコープは、中国や他の国のオンラインおよび物理的な旅行代理店と協力して、シェムリアップとプノンペンを拠点としたより充実した施設に基づいたツアーを提供する戦略を実施するつもりです。グループはツアーグループがアンカーアトラクションとしてアンコールワットを訪問し、次にナガワールド・プノンペンで提供されているエンターテイメント施設を訪問すると予想しています。
非ゲーミングとゲーミングの統合型リゾートが相互に有益な形で共存していくことを期待しています。シェムリアップ・アンコール・レイク・オブ・ワンダーIRとナガワールド・コンプレックスがお互いに利益を得られるような良い結果が出てきたら、シアヌークビル地区での採算性の高い開発を模索していきたいと考えています。」

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。