ブルームバーグニュースの報道によると、シンガポールのカジノのマリーナ・ベイ・サンズは、一部のVIP顧客のために反マネーロンダリング規制に違反した疑いで、米国司法省の調査を受けている。Asia Gaming Briefが5日伝えた。
疑惑の中心となっているのは、同カジノのジャンケットの取り扱いで、内部告発者への報復があった可能性までもが疑われている。
調査は初期段階にあるとされており、マリーナ・ベイ・サンズは米国当局に協力することを表明している。
マリーナ・ベイ・サンズは世界で最も収益性の高いカジノ含む統合型リゾート(IR)の1つだが、コロナウイルスの影響により4月7日から現在まで閉鎖している。営業再開の日程は示されていない。