オンラインカジノ運営会社Mansion Groupの前CEOが、会社の資金の使い込みを理由に資産を凍結された。ジブラルタルは、600万米ドル相当の資産凍結命令を出しており、彼の責任を追及する見込みだ。Casino.orgが伝えた。
ジブラルタルに拠点を置くゲーム運営会社Mansion Groupは、元CEOのMañasco氏を停職処分にしてから半年後、現在から1年前に、英国でのスポーツベッティングなど、オンライン事業の一部を停止し始めた。Mañasco氏は停職処分後も、Mansion社の資金で購入や取引の交渉を副次的に行っていたとされており、会社は財政難にあった。
そこでMansion社は、さらなる資金流出を食い止めるために、ジブラルタルの裁判所に支援を要請した。小切手の帳尻を合わせるため、この訴訟が解決するまで、Mañasco氏が資産を動かせないようにする接近禁止命令を勝ち取った
ジブラルタルのメディアGBC Newsによると、裁判所の裁判官は、Mansion社にさらなる損害があるかどうかを把握するために、Mañasco氏の資産を凍結することに同意した。
Mansion社は、Mansion氏によって少なくとも276万ドルを貸している可能性があるとみているが、確証はない。Mansion氏は会社の資金で買い物に興じていたらしいからだ。財務の専門家は、どれだけの損害が生じたかを正確に把握するため、今も帳簿を調べている。
Mansion氏はCEOだけでなく、CFOも兼任していた。そのため、Mansion氏は会社の資金を自由に使うことができ、誰も購入に同意する必要がなかったという。
Mansion氏は、資産凍結命令に異議を唱えるつもりであることを示唆した。