マカオ市統計国勢調査局が9日に発表したゲーム産業の調査報告「人材ニーズと賃金に関する調査」によると、2020年上半期、マカオのゲーム産業で働く正社員数は5万3592人で、前年末から1247人減少した。期間中の平均収入も減少したことがわかった。GGR Asiaが伝えた。
この調査は、年に2回発表されている。
マカオのゲーム産業のフルタイム労働者数は、2020年6月末時点で5万3592人であり、前回発表の2021年12月の5万4839人から2.3%減少している。
6月末時点のマカオのディーラー数は2万4093人で、2021年12月と比較して1.3%減少した。
フルタイム労働者の平均月給(ボーナス除く)は、6月は2万3270マカオパタカ(約41万円)で、昨年12月の2万3700マカオパタカから減少している。
ディーラーの平均収入は、3.2%減の1万9370マカオパタカだった。
マカオのカジノは2022年上半期、コロナの影響により低収益の環境で営業を続けていた。
マカオでは、6月中旬のパンデミックの抑制に1ヶ月以上かかり、7月には予防措置として市内のカジノが12日間閉鎖された。
統計によると、2022年第2四半期は、コロナのパンデミックの影響が残っているため、ゲーム分野の人手需要は比較的低いままという。
パンデミックの発生以来、中国本土はマカオとほぼ無検疫の旅行協定を結んでいる唯一の場所だ。