2020年11月26日

マカオのカジノ収益、VIPセグメントが不調、19年4Qは23%減の9960億円

macau

マカオのギャンブル行政を管轄するマカオ・ゲーミング検査調整局(DICJ)は16日、2019年第4四半期のカジノ収益(GGR)が前年同期比8.4%減の723億マカオ・パタカ(約9960億円)だったと発表した。うちVIPギャンブルセグメントは同23.1%減少の323億マカオ・パタカで、全体に占めるシェアは44.8%だった。19年第3四半期の311億マカオ・パタカからはわずかに回復した。CalvinAyreが16日伝えた

一方で、スロットマシンを含むマスマーケットゲーミングのカジノ収益(GGR、顧客から集めた掛け金総額から支払う賞金と税金を差し引いた額)は、前年同期比8.3%増の398億4000万億マカオ・パタカで、全体の55.2%を占めた。マスマーケットのバカラは、同10.1%増の307億マカオ・パタカで、19年第3四半期の305億マカオ・パタカから改善した。スロットの収益は、同1%減とほぼ横ばいで38億7000万マカオ・パタカとなり、全体のシェアの5.6%を占めた。

ライブゲーミングテーブル(電子テーブルゲームを使ったディーラーによるライブゲーム)のGGRは、前年同期比4.6%増の7億4300万マカオ・パタカだった。プレイ回数は、昨年同期より151回多い6739回だった。年末のスロットマシンの台数は1万7009台で、前年よりも1000台近く増加した。

マカオのカジノの2019年通年のGGRは3.4%減の2924億6000万マカオ・パタカだった。これは、3年ぶりとなるマイナス成長だ。市場は年間を通じてほぼマイナスだったが、12月は、中国の習近平国家主席の最近のマカオ訪問に先立って課された一時的なビザ制限が影響し、下げ幅が最大だった。VIPギャンブルセグメントのGGRは前年比で18.6%減少した。一方、マスマーケットゲーミングのGGRは15.0%増加した。VIPのGGRが全体に占める割合は46.2%で、前年の54.8%から縮小した。

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Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。