2024年04月19日
カジノ・IR

ラスベガス・サンズ、第4四半期の売上11%増加

カジノ大手ラスベガス・サンズ(LVS)は、2022年第4四半期の売上が前年同期11%増の11億2000万ドルだったと発表した

営業損失は1億6600万ドル、継続している事業では 2億6900 万ドルで、前年同期と比較すると赤字幅は縮小した。

連結調整後不動産 EBITDA は、2022年第4四半期は2億2200 万ドルで前年の 2億 5100万ドルから微減。 連結ホールド正規化調整済み物件 EBITDA は、前年同期の 2 億 3400 万ドルに対し、3 億2900 万ドルだった。

マカオの事業を見ると、売上全体のうちThe Venetian Macaoによる貢献は2億100万ドルで最も高く、The Londoner Macaoが9300万ドル、The Parisian Macaoが5100万ドルと続いた。

The Plaza MacaoとFour Seasons Macaoの収益は7500万ドル、Sands Macaoは1700万ドルだった。LVSのマカオ事業の売上は計4億4400万ドルだった。

一方で、シンガポールのMarina Bay Sandsの回復は順調で、マスゲームとリテールの両売上が6億8200万ドルと記録的な業績を達成した。

第4四半期の業績について、LVS会長兼CEOのロバート・G・ゴールドスタインは次のように述べた。
「旅行制限と訪問者数の減少が当四半期の業績に引き続き影響を及ぼしましたが、私たちは市場全体で旅行・観光消費が堅調に回復することを確信しており、2023年を通して、そして今後数年間、より多くのお客様を当社の施設に再び迎える機会について深く熱意を抱いています。」

 

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