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フィリピンのゲーミング監督機関フィリピン・アミューズメント&ゲーミング・コーポレーション(PAGCOR)によると、フィリピンの2023年第2四半期の業界総ゲーミング収入(GGR)は、前年同期比28.3%増の674億PHP(1718億円)だった。前四半期と比べると1.3%の微減となった。Asia Gaming Briefなどが伝えた

カジノゲーミング収入の大部分はPAGCORが運営するカジノによるもので、当四半期の総収入は前年同期比29%の49億PHPだった。今年の前四半期の9100万ドルから3.8%減少した。

民間運営カジノからの貢献は合計517億PHPだった。民営カジノには、マニラのエンターテインメント・シティ、クラーク・フリーポート・ゾーン、フィエスタ・リゾート・カジノなどがある。

PAGCORが発表したデータによると、エンターテインメント・シティの4つの統合型リゾート(IR)、City of Dreams Manila、Newport World Resorts、Okada Manila、Solaireから生み出されたGGRは、前四半期に比べ4.4%減の435億PHPとなった。

クラークカジノはさらに大きな落ち込みを見せ、売上高は5.2%減の79億PHPとなった。フィエスタの市場シェアは小さく、3億7400万PHPの貢献であった。

フィリピンは昨年2月に国境を再開して以来、業界の勢いを増している。その後、政府は2022年3月に容量制限を緩和し、同年4月にはすべてのロックダウンを解除した。