2020年09月20日

アリババ共同創業者がG2 Esportsに10億円超投資、中国進出狙う

esports

欧州拠点でeスポーツのプロ選手を抱える企業G2 Esportsは10日、中国Eコマース企業アリババの共同創業者で、NBAブルックリンネッツのオーナーであるジョセフ・ツァイ氏が、1000万ドル(約10億8000万円)を投資し少数株主になったと発表した。ツァイ氏はG2の企業価値を1億ドルと試算しているいう。ブルームバーグなど複数メディアが伝えた

G2は、ツァイ氏の専門知識と1000万ドルでアジア、特に中国に進出していく計画。中国のゲーマー人口は3億人を超えているというが、欧州のプロチームの認知度はまだ高くないためだ。中国にプロチームを設立するのではなく、動画やソーシャルメディアを通じて、フォロワーを獲得したい考えだ。

G2のイエンス・ヒルガース会長は次のようにコメントしている。
「欧州のチームにとって最大の課題は、中国の観衆の心理や考えを正しく理解するため、中国文化をきちんと演じることです。このことに注意を払う必要があります。しかし、中国人オーナーのサポートがあれば、少し楽になるのではないでしょうか」

G2は世界で最も認知されているeスポーツ企業のひとつで、リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends、lol)」「フォートナイト」「カウンターストライク」などさまざまなゲームを戦う10のプロチームを擁している。最高経営責任者(CEO)のCarlos “Ocelote” Rodriguez氏は、「リーグ・オブ・レジェンド」のトーナメントで活躍したゲーマーでもある。G2は今年2月には、1730万ドルをニューヨークの投資グループから調達している。フォーブスによると、 G2の今年の収益(レッドブルとのスポンサー契約など)は2200万ドルで、世界で9番目に大きいeスポーツ企業。G2はまた、来年早期にニューヨークにも事務所を開設する計画だ。

シェアする
Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。