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ナスダック上場で中国ゲーム中心のライブストリーミングプラットフォームDouYu International Holdingsは、2020年第2四半期の決算を報告した。20年4月1日〜6月30日の純収益は25億人民元(383億6000万円)で前年同期から約34%の増加した。THE ESPORTS OBSERVERが11日伝えた

DouYuの主な収入源はライブストリーミング部門で、2020年第2四半期は前年同期比35.8%増の23億元となり、同社の総収入の約93%を占めている。DouYuによると、この増加は主にプラットフォームのインタラクティブ機能の最適化とイベントモデルの洗練によってもたらされたという。

同社は決算報告書の中で、同期間の平均月間アクティブユーザー(MAU)が1億6530万人を記録しており、2019年の同期間のMAU1億6280万人をわずかに上回った。MAUはわずかに増加したものの、2020年第2四半期の平均モバイルMAUは、2019年第2四半期の5060万6から15.4%増の5840万となった。さらに、四半期平均有料ユーザー数は13.4%増の760万人だった。

合計すると、DouYuは2020年第2四半期の純利益が3億1900万元となり、前年同期の2320万元から1275%増加した。

DouYuの取締役会は10日、Tencent HoldingsからDouYuがHuyaと合併し、Huyaに合併することを提案する、拘束力のない予備的な提案書を受け取った。Tencentは両ライブストリーミングプラットフォームの筆頭株主だ。