2021年09月22日

問題だらけの『サイバーパンク2077』、返金分抜きで既に1300万本以上売り上げ

サイバーパンク2077

大規模な技術的な問題(最近では、8MBを超えるサイズのセーブファイルを保存すると、取り返しのつかないほど破損することが判明)やPlayStation Storeからの削除など、数々のトラブルにもかかわらず、『サイバーパンク2077』は大ヒットを記録した。開発元のCD Projektはきょう、現在までに全プラットフォームで1300万本以上を販売したと発表した。PC GAMERが伝えた

この1300万本という数字は、CD Projekt、ソニー、マイクロソフトの3社がゲームの発売直後から行っていた返金要求分を差し引いたものであることは注目に値する。

「この数字は、すべてのハードウェアプラットフォームでの小売売上(実店舗とデジタル店舗での顧客からの返品を考慮に入れたもの)、つまり「完売」の数字から、この報告書の発行日までに「Help Me Refund」キャンペーンの枠組みの中で当社に直接Eメールで送られた返金要求を差し引いたものです」とCD Projektは述べている。

『サイバーパンク2077』は、発売前のキャンペーンが大成功を収め、約800万本の事前予約を獲得したことで、PCの発売としては史上最大の規模となり、発売日には開発費とマーケティング費用をすべて回収できるほどの大ヒットを記録した。つまり、発売後には約500万本以上のゲームが売れたことになる。

しかし残念なことに、何度もの遅延や、多くの従業員がスタジオの経営陣に不満を持っており、発売時に技術的な問題に悩まされ、無制限の払い戻し対応につながり、最終的にはPlayStation Storeでの発売停止となった。

この発表はゲーマーではなく投資家を対象としたものだ。CD Projektは販売数や返金請求数に関するデータの共有はしておらず、『サイバーパンク2077』は発売当初はより大きな成功を収めていたものの、発売後の大混乱によって販売数が下がってしまった可能性がある。1300万本という数字が総販売数に近く、多くの所有者は問題を乗り切って最高のものを望むことにしたのかもしれない。

シェアする
Marie Okamoto

東南アジアで記者経験をした後、日本に帰国。現在はTheDiceのコンテンツプロデューサーとして、海外のニュースを中心に配信。