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フィリピンのカジノ・ジャンケット詐欺グループ「チームZ」の投資家や口座管理者60人が、金をだまし取られたという苦情を国家捜査局(NBI)に申し立てている。Phil Starが伝えた

ある告発者によると、チームZのリーダーたちは投資家に対し、パラニャーケにあるオカダ・カジノの名前を使いカジノ・ジャンケット・ファイナンス・スキームに投資するよう呼びかけ、毎月5%の「投資リターン」が得られると説得した。また、他の投資家を説得して投資させた者にはさらに毎月2%のリターンを受け取れると騙していた。

これまでのところ、60人がチームZ詐欺について苦情を申し立てている。

バギオ市だけで少なくとも1万人の投資家(その中には清掃員、公務員、ビジネスマンもいる)が窮地に立たされていることを関係者が証言しているため、今後数日のうちにさらに多くの苦情が寄せられると予想される。

苦情申立人たちは、投資した最初の数ヶ月は支払いを受けたが、実際にはカジノの資金調達に投資されず、グループによってポケットに入れられたため、長くは続かなかったと主張している。

投資額はまちまちで、最高額は一人の投資家で3100万ペソだった。

別の投資家によると、彼の家族の総投資額は700万ペソで、これは彼個人の貯蓄、彼の母親の政府からの退職金、チームZの投資スキームに参加するよう説得した家族の金をプールしたものだという。

別の投資家はNBIの取材に対し、満期を迎えて投資を引き揚げようとすると、その投資家は罵声を浴びせられ、契約を更新するか、引き揚げられた枠に代わる新たな投資家を探すよう強制されると主張した。

3月初め、証券取引委員会はチームZ、フィリピン・ナショナル・エスポート・リーグ(PNEL)、そしてカジノ・ジャンケット・ファイナンスに関与した少なくとも50人近くの人物に対して排除措置命令(CDO)を出した。

しかし、このCDOはカジノ・ジャンケット・グループがバギオ市だけでなく、北ルソン全域、そしてそれ以遠で営業することを止めるものではなかった。