カジノのプロディーラー養成学校「日本カジノ学院」の運営会社CECが、東京地裁から破産開始決定を受けたことがわかった。負債額は現在調査中で、日本カジノ学院のHPは閲覧禁止状態になっている。
CECは2014年、IR人材養成のため日本カジノ学院を開校した。渋谷・大阪・名古屋・福岡などの複数の都市で学校を運営していたが、先行きの見通しがたたず規模を縮小。2020年8月期には売上高は約1億2000万円だった。
日本の最初のIRは3カ所まで設置可能だが、現在候補地として残っているのは大阪と長崎のみだ。東京、横浜、北海道、和歌山など一時は複数の都市がIR誘致の意向を示していたが、地元からの反対などにより中止・撤退している。