ギャンブルを監督する政府部門であるブルガリアの国家歳入庁(NRA)は、カジノやギャンブルホールへの従業員の入場禁止を事業者に義務付けた。iGBが伝えた。
同庁からの最新情報によると、この規則に違反した雇用主は、ブルガリアの賭博法に規定されている通り、最高2万BGN(約160万円)の制裁を受けることになる。
この発表は、雇用主がギャンブルからの自己排除登録している個人を雇うことができるかどうかについての問い合わせを受けたものである。
NRAは、ギャンブル場でプレーするのではなく、働いている場合であっても、オペレーターはこの点においてギャンブル法を遵守しなければならないことを明らかにした。
ブルガリアのギャンブル法では、自己排除登録されている人が賭博場やカジノに入ることを禁止している。その他、制服を着ている人、18歳未満、武装している人、身分証明書を持たない人や薬物やアルコールの影響下にある者の入場も同様に禁止している。
ブルガリア・ギャンブル自己排除登録
法改正により2年間の中断を経て、ブルガリアの自己除外リストは2022年12月中旬から運用を再開した。
リストに登録したい個人は、ギャンブルサービスへのアクセスが停止される特定の期間を入力することができ、その期間は最低2年間である。
この期間前であれば、NRAの事務局長の承認を得て、リストから名前を削除することができる。
このリストは公開されておらず、NRAの限られた個人とギャンブル業者だけが全リストにアクセスできる。
政府は2023年4月、2022年12月以降に7200人がリスト入りを申請したと発表した。