デンマークのトーナメント主催者ブラスト(BLAST)は資金調達ラウンドを完了し、総額1250万ユーロ(14億4400万円)を調達した。ESPORTS INSIDERが14日伝えた。このラウンドを主導したのは、ロケット・ソフトウェアのCEO兼共同創設者であるヨハン・ゲッダ氏と、デンマークの政府系投資ファンドのデンマーク成長基金(Vækstfonden)だ。既存の投資家である欧州のベンチャーキャピタルのクリーンダム(Creandum)、ハートコア(Heartcore)、マキ(Maki)も、さらに資金を投入した。
ゲッダ氏は今回の出資決定について、リリースで次のように語った。
「BLASTとの提携して良かったことの理由の一つは、eスポーツの未来を進化させる、より深いテクノロジースタックを組み合わせ創造する機会を得られたことです。彼らの計画に感銘を受け、テクノロジー分野での私の経験を活かして、このエキサイティングで動きの速いビジネスの成長に貢献できることを楽しみにしています」
現在進行中のコロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによって引き起こされた状況の中、BLASTはカウンターストライク:グローバルオフェンシブ(Counter-Strike:Global Offensive、CS:GO)コミュニティへのサービスを継続している。4月にはオンライントーナメント「ブラスト・ライジング(BLAST Rising)」を開催した。同社は今月初め、複数の著名なチームが参加するオンライントーナメント「ブラスト・バウンティ・ハント(BLAST Bounty Hunt)」を通じてDota 2への参入を発表した。