2024年04月25日

ベルギーでオンラインギャンブルの週間入金限度額を6万円に設定

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ベルギーのギャンブル規制当局は、コロナウイルス(COVID-19)による自己隔離にギャンブラーが熱中しすぎないよう、新たにオンラインでの週間入金限度額を課した。CalvinAyreが7日伝えた

ベルギーのゲーミング委員会(BGC)は7日、地元で認可されたギャンブルサイトの顧客に対し、1人当たりの週の入金額が500ユーロ(約5万9000円)までに制限されると発表した。この新しい制限は、BGCが自己隔離の退屈さを緩和する手段として、ギャンブルへの誘惑をどのように管理するかについてプレイヤーにアドバイスした直後に出された。

500ユーロの限度額を引き上げる仕組みはないが、顧客はより低い限度額を申請することが可能だ。個々のギャンブルサイトで申請すれば、制限額の引き下げはすぐに適用される。後に限度額を500ユーロの上限に戻すことも可能だが、ギャンブラーが損失を「追いかける」ことがないよう、この変更は3日間は有効にならない。

コロナウイルスのさらなる感染を防ぐために、カジノ、スロットホール、ベッティングキオスクのあるカフェ、小売店のベッティングオフィスなど、オンサイトのギャンブル小売店は、4月19日まで操業停止になっている。これを受けBGCは現在、オンラインライセンシーの活動に焦点を当てている。

宝くじは新しい市場の現実に適応
ベルギーの国立宝くじは、パンデミックの影響により売上高が30%減少した。この新しい市場の現実に対処するため、ルールを修正を余儀なくされている。

プレイヤーは現在、移動の必要性を最小限に抑えるために、事前に次の10回分の抽選チケットを購入することができるようになった。また、ベッティングを提供する新聞販売店は、毎週の売上高が100ユーロを超えた時に手数料を稼ぐのではなく、販売されたチケット毎に手数料が支払われる。

当選したチケットの換金期間は20週間から30週間に延長された。10万ユーロ以上の当選者は、賞金受領のために国立宝くじの本部に行く必要はなく、宝くじの担当者がチケットを収集し検証するため当選者の自宅に派遣される。

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