2024年04月18日

大阪カジノ反対署名、第4次は1万6816人分提出

「カジノに反対する大阪連絡会」は18日、「大阪のカジノ(賭博場)誘致計画を認可しないよう求める要請書」を岸田総理と国土交通相に提出した。しんぶん赤旗が伝えた

大阪のカジノに反対する署名の提出は今回で4回目。第4次は1万6816人分が集まり、1回目から合計で13万9996人分となった。
署名の提出のほか、「カジノに反対する大阪連絡会」の荒田功事務局長、大阪府知事選への出馬を予定している共産党のたつみコータロー元参院議員らが、事前に提出した質問書を基に、国交省、環境省とカジノ問題について会談した。

同会事務局の中山直和次長は、夢洲のIR予定地の不動産鑑定を実施した4社中3社の鑑定額が一致したことで談合疑惑が浮上し、住民監査請求が行われていることを巡り、賃貸契約の差し止めが認められた場合は、カジノ計画は止まるのかと質問。国土交通省の担当者は理屈上は止まる、と話した。

また、「おおさか市民ネットワーク」の藤永延代代表は土壌汚染問題の再調査の意向について問い、環境省もその必要性を認めた。

 

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