2024年04月20日

ウィン・ラスベガスでプレイ中に弁護士が心臓発作、対応巡り訴訟に

Wynn Las Vegasでブラックジャックをプレイ中に致命的な心臓発作を起こし、後に死亡したフロリダ州の弁護士の遺族が、カジノに過失があったとして訴訟を起こした。Casino.orgが伝えた

訴状によると、ディーラーが他のギャンブラーにカードを配り続けている間、David Jagolinzerは16分間テーブルにうつ伏せにされたままだった。一方、Wynn社の警備員は、監視カメラを通して彼の様子がおかしいことに気づいたが、行動を起こさなかった。スタッフは緊急支援を行うどころか、まずゲーム用チップを数え始めたという。

Jagolinzer氏が心停止してから20分後、スタッフはAEDを彼に使おうとした。しかし、彼らはこの装置を使うための適切な訓練を受けていなかった。

遺族の弁護士は次のように話した。
「遺族は、カジノのセキュリティがどのようになっているか、そして、カジノは通常、カードテーブルのすべてのプレイヤーを観察し、プレイヤーがカジノ側をだまそうとしていると思えば介入するのに、Davidがゲームテーブルの上でうつぶせになって意識を失ったままにしておいたのかを知る必要があると思っています」

48歳だったDavid Jagolinzerは、心臓発作による無酸素脳症で6ヵ月後に死亡した。訴状によれば、「適時に救急医療を受けていれば、この状態は避けられたはずだ」という。

 

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