動画ストリーミングサイトのツイッチ(Twitch)はきょうから、eスポーツイベントを作成・管理・ストリーミング配信できるツール「Versus by Twitch」のクローズドベータ版を、トーナメント主催者向けに提供開始した。DOT ESPORTSが伝えた。
ツールのセットは、Twitch Rivalsのイベントと同じように動作するようだ。イベントは名前、説明、日付、フォーマット、ルールなどを指定して作ることができる。
Versusで強調されているのは、最終的には誰もがTwitchに直接接続してシームレスにイベントを開催できるようになり、トーナメント主催者がサードパーティのウェブサイトを利用してイベントを開催する必要がなくなるということだ。
ツイッチはVersusのクローズドベータをどのくらいの期間実施するのか発表しておらず、また、対象はTwitch Rivals、大学のeスポーツリーグ、ゲーム開発者、一部のコンテンツ制作者を含む厳選された主催者から開始する。
自分でeスポーツ大会を開催する機会を得たい人のために、ベータ版にはサインアップできるウェイティングリストが用意されている。
Twitchによるこの動きは、春先に同プラットフォームにeスポーツディレクトリを追加した後のことだ。このディレクトリは、すべてのeスポーツ競技を一箇所にまとめたもので、eスポーツより個人が配信するコンテンツに興味がない視聴者のために作られた。