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サンズ・チャイナ、舞台芸術のショーシリーズ開始へ

マカオ拠点のカジノ運営企業サンズ・チャイナは15日、同社の施設で舞台芸術のショーを開始すると発表した。「Sands Performing Arts Program」はマカオのノンゲーム部門を充実させることが目的という。GGR Asiaが伝えた。

同社の社長Wilfred Wong Ying Wai氏は声明で、このプログラムはマカオに「国内外の一流の舞台芸術をさらに紹介する」ものであると話している。

今年のサンズ・パフォーミング・アーツ・プログラムでは、中国古典オペラ「牡丹亭」、人気中国舞踊劇「詩舞-伝説の山水画の旅-」を上演する。また、ウィーンを拠点とするカルテット「ヤノスカ・アンサンブル」をマカオに招き、広東オペラのイベントも開催する予定だ。

さらに、サンズ・チャイナは6月1日、teamLab SuperNature Macaoの施設に「3つの新しいアートワークスペース」を開業する。teamLab は日本を拠点とするアート集団でデジタルアートインスタレーションを手がけている。

サンズ・チャイナは、新しいコンセッションが終了する2032年までに300億マカオパタカを投資することを約束し、そのうち278億マカオパタカは「海外の観光客にもアピールできる非ゲーミングプロジェクト」に使用するとしている。これは、1月1日から始まった新たなゲーミングコンセッションを得るための条件であった。

マカオのカジノオペレーター6社は、全体として、新しいコンセッションの間、非ゲーム部門と海外顧客市場の開拓に最低1087億マカオパタカを費やすことを政府に誓約している。また、市全体の年間ゲーム総収入が1800億マカオパタカに達した場合は、今後10年間のコンセッション関連投資を20%増額する必要があるとしている。

サンズ・チャイナは、一連のセミナーやコンテストを通じてマカオの若い起業家精神、技術革新、スマートツーリズムを促進するため、サンズ・リゾート・インキュベーション・センター を先週発表したばかりだ。

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