Rocket Leagueは、新世代ゲーム機の中でも突出したヒット作の1つだが、今回この「Rocket League」が無料でプレイできるようになった。開発元のPsyonixは、この夏の後半にフィリープレイに移行させる予定だ。このビジネスモデルの転換の一環として、Psyonixはこれまでで最大のアップデートを実施する。Venture Beatが21日伝えた。
Psyonixは、今後数週間のうちにアップデートの実施時期についての詳細を発表すると話している。しかし今のところは、Rocket Leagueのトーナメントとチャレンジシステムの動作方法をオーバーホールすることを確認している。さらに重要なのは、スタジオがクロスプラットフォームでの進行を追加することだ。これにより、アイテムやロケットパスの進行、ランクをPCからNintendo Switchや他のプラットフォームに持ち運ぶことができるようになる。クロスプラットフォームの機能を利用するには、フォートナイトと同様に Epic アカウントにログインする必要がある。PsyonixはEpic Gamesの子会社だ。
Rocket Leagueの未来をEpic Games Storeに移行
EpicにとってのRocket Leagueの価値は明らかだ。Rocket League は、今でもSteamとコンソールで最もプレイされているゲームのひとつだ。Steamの統計ページによると、ピーク時の同時プレイプレイヤー数は定期的に 7 万人に達している。これは、Steamサービスで毎日最もプレイされたゲームのトップ 20 に入るのに十分な数だ。
Epic Gamesが昨年 5 月に Psyonixを買収した後、Steamのプレイヤーは、Steamでの Rocket Leagueのサポート継続を心配していた。そして今、EpicはValveのオンラインストアからこのゲームを移行させようとしている。
はっきりさせておくと、Steamで Rocket Leagueを無料でプレイできるようになった時点で所有している場合は、今後も継続してゲームにアクセスすることができる。また、すべてのアップデートや新コンテンツを入手することが可能だ。しかし、Epic はこのゲームを Steamで新規プレイヤーにダウンロードできるようにはしない。その代わり、ゲームをプレイしたい場合は、Epic Games Storeにアクセスする必要がある。
これは、PCのSteamに代わる実行可能な選択肢としてストアを確立しようとするEpicの取り組みの一環だ。