アナリティクス会社Sensor Towerの推計によると、『PUBGモバイル』は2020年の約26億ドル(約2687億円)の収益を上げ、モバイルゲームの中で最高を記録した。DOT ESPORTSが伝えた。
これには、『PUBGモバイル』中国版である『ピースキーパーエリート(別名:ゲームフォーピース)』の収益が含まれている。ゲームの収益は2019年と比較して64.3%増加した。
テンセントのモバイルMOBA『Honor of Kings』は、Sensor Towerのモバイルゲームの成長ゲームリストで2位にランクイン。このゲームは今年、前年比42.8%増の25億ドルを稼いでいる。
3位にはNianticの『ポケモンGO』がランクインしており、収益面では最高の年となった。『ポケモンGO』はこれまでに12億ドルの収益を上げている。上位5位には他にも『Coin Master』や『ROBLOX』など、それぞれ約11億ドルの収益を上げている。
『PUBGモバイル』は、インドの電子・IT省が9月2日にゲームを禁止した後、最大のプレイヤー層を失ったにもかかわらず、大きな売上げを維持している。 2018年3月にリリースされて以来、大幅に成長し続けている。
Sensor Towerによると、『PUBGモバイル』は11月単月で、1億7380万ドルの収益を出した。しかし、収益の大半(54.2%)は中国の『ピースキーパーエリート』からのものだった。
現在、『PUBGモバイル』史上最大のeスポーツイベントであるグローバルチャンピオンシップ(PMGC)が開催中で、賞金総額は200万ドル。世界中から上位24チームが参戦している。