インドで禁止されていたPUBGモバイルが復活し、PUBG Corpは1億ドル(約104億9000万円)を投じて同国での「関連産業の発展と活性化」を目指すと発表した。DOT ESPORTSが伝えた。
PUBGモバイルは、ユーザーのデータを盗み、インド国外のサーバーに送信したとの疑惑で、9月2日にインド電子IT省から禁止された。しかしきょう、PUBG Corpはデータセキュリティを念頭に置きつつ、別バージョンのゲームをインド国内でリリースすることを明らかにした。
PUBGモバイル・インディアでは、グローバル版とは異なる点が複数ある。それには、緑の血のエフェクトやプレイ時間の制限、仮想シミュレーションの訓練場 を舞台にしたものなどが含まれている。
また、PUBGモバイル・インディアでは、すべての情報をより安全に管理していくという。発表によると、ユーザーのデータの安全性を守ることが「最優先事項」になる。
PUBG Corpはインドにオフィスを設立し、少なくとも100人を雇用する。同社によると、これらの人々はゲーム開発、ビジネス、eスポーツに特化する。これは韓国企業のインドへの投資としては、製造業を除くと最大規模だ。
PUBG Corpはまた、インド専用のプロのeスポーツリーグを開催する予定だ。これをインド国内で最大のeスポーツイベントにしていく計画だ。同社は先日、日本でPUBGモバイルのフランチャイズリーグを発表し、賞金総額は280万ドルを超えた。インドでも同様のことが起こる可能性がある。