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カジノ運営のMGMリゾーツは、ラスベガスのカジノ施設でより多くの従業員を一時解雇しており、ラスベガスの全国最高水準の失業率をさらに高めている。CalvinAyreが伝えた。

Reno Gazette ジャーナルは7日、MGMが11日からラスベガスの施設で140人のマネージャーを一時解雇する計画をしていると報告した。 MGMの広報担当であるブライアン・アハーン氏は、「一時的な削減」は、「パンデミックのため、年初はビジネスボリュームが少ないままである」という予測の結果と述べた。

MGMは昨年の春、パンデミックの影響でネバダ州のカジノが数カ月間閉鎖された際に数千人のスタッフを一時解雇したが、営業再開の条件として課されたキャパシティの制限により、8月に1万8000人のスタッフ(従業員の4分の1)を恒久的に解雇した。他のラスベガスのカジノ運営会社も同様の削減を余儀なくされており、その中には昨年末に収容能力がさらに制限された後に今週初めに発表されたものも含まれている。

働統計局は12日、ラスベガスの11月の失業率は11.5%だったと発表した。これはカリフォルニア州エルセントロで報告された16.4%よりも低いが、ラスベガスは人口100万人以上の51の大都市圏の中で最も高い失業率となっている(2位はニューオーリンズで9.8%)。また、ラスベガスは失業率の前年同月比上昇率が最も高く、2019年11月から7.9ポイント上昇した。

ラスベガス観光局が発表した11月の統計によると、11月に同市が迎えた訪問者数は151万人で、前年同月比56.8%減となった。また、11月の合計は、10月の1万8500人の訪問者数を18.4%下回った。

11月のホテル稼働率は39.3%で、2019年11月の88.2%の半分以下、2020年10月を7.6ポイント下回った。中間週は稼働率は、客室料金が30%下落したにもかかわらず、わずか32.4%だった。

ラスベガスのカジノのトップ達は、以前はより遠い州や他の国からの訪問者の大群とは対照的に、近隣の州からの新しい顧客ベースを「ドライブイン」のトラフィックとして表現するようになってきた。11月の南カリフォルニアからラスベガスへの車の交通量は、前年比5%満減少、マッカラン国際空港を通過する交通量は56.7%減少した。